10月8日(金) 17:35 セッション A-10
- 入社5年目のマーケターの心構え
- 入社5年目を迎える社会人、マーケターは、どのような人たちでしょう?
日系企業であれば、3年程度で異動を経験し、現職では一人立ちして仕事ができて、次の異動先はどうするかを考え始める時期でしょうか。色々な仕事を経験させて何でもこなせるジェネラリスト育成を目指している表れで、まだマーケターと呼べる人は少ないかもしれません。
一方、外資系企業や花王など一部の日系企業では新卒からマーケター希望者は「マーケティング部」でスペシャリストを目指します。基本的に異動がないため入社5年目なら、かなりのスキルを身につけてマーケターと呼べる人財になっていることでしょう。
「30歳までが下積み」といわれる商社などとは対照的で、かなりの個人差があると考えられます。
このように入社5年目の時期は、20代後半に差し掛かり今後のキャリアを考えると分岐点になる時期ではないかと捉えています。
やりたいことは何なのか? 自分には何が合っているのか? このまま流されていて良いのか?
そこで、さまざまな思いが交錯する「入社5年目あたりのマーケター、マーケターになりたい方」へ向けて必見のセッションをご用意しました。
まず、スピーカーとして日系企業では少数派のスペシャリストを目指せる人事制度を取り入れいている花王の鈴木氏。
二人目は、外資系スポーツブランドで近年の躍進が著しいニューバランスの鈴木氏。
お二人の鈴木氏から、LIFULLの菅野氏が日系企業と外資系の育成方針の違いを踏まえつつ、若手マーケターに必要な「心構え」を伺っていただきます。
公開キャリア相談とでもいうべき、特に若手のみなさまには注目していただきたいセッションです。
Speaker
- 鈴木 愛子
- 花王株式会社
デジタル事業創造部 部長 - コピーライターとしてキャリアをスタート。商品やブランドのコンセプトやネーミングからコミュニケーション戦略策定、コンテンツの企画制作などをクリエイティブディレクターとして手掛ける。その後ブランドマネジメント、デジタルマーケティングを経て、2021年から新規事業開発を担当。
- 鈴木 健
- 株式会社ニューバランスジャパン
DTC&マーケティングディレクター - 1991年広告代理店の営業としてスタートし、I&SBBDOでストラテジックプランナーを経て消費財メーカーのマーケティング企画および調査を担当。2002年ナイキジャパンでナイキゴルフの広告を担当し、その後同社でウィメンズトレーニングのブランドマネージャーを経験。2009年にニューバランスジャパンに入社し、ニューバランスのPR、Webおよび広告宣伝、販促活動全般を手掛ける。2017年より直営店およびEコマース事業も統括。
モデレーター
- 菅野 勇太
- 株式会社LIFULL
LIFULL HOME'S事業本部/ユニット長 - 株式会社LIFULLでLIFULL HOME'SのCRM戦略、およびリアル店舗『住まいの窓口』を中心としたオムニチャネル戦略を統括。2012年に日本国内初の事例となるマーケティングオートメーション導入を主導。2016年には運用型広告の全社インハウス化を実施。また、企業のマーケティング支援として、百様株式会社のファウンダーを兼業。宅地建物取引士。ツイッター:@suganoyuta